佳那晃子（かなあきこ）のプロフィール

昔女優として活躍していた人がテレビのワイドショー番組で取り上げられると、「何があったんだろう？」と思わず見入ってしまいます。佳那晃子さんは生涯のうちに2度の大病を経験し、現在も長く険しい闘病生活の只中にあります。佳那晃子さんは1956年3月8日生まれの東京都八王子市出身。東京都立日野高等学校卒業。短大に通いながら『水滸伝』コンテストに入選し、それをきっかけに芸能界デビュー。74年の映画『襤褸の旗』にて大関優子として映画デビューを果たします。その後、80年の映画『ザ・ウーマン』をきっかけに芸名を現在の名義に変更。それ以降は細川ガラシャなど歴史上の人物を演じる一方、94年にはヘアヌード写真集「幻想」をリリース。2時間ドラマを中心にコンスタントに女優業をつづけてきましたが、ネフローゼ症候群が悪化し4年間の闘病生活を余儀なくされます。病状は回復し、2009年にはいったん仕事復帰を果たしますが、今度は2013年に自宅でくも膜下出血を発症し緊急入院。一時は寝たきりの状態となるものの御主人の支えもあり少しずつ機能が回復。現在はリハビリの専門病院で仕事復帰に向けて奮闘しています。

とにかくすごい脱ぎっぷり！おっぱいだけで男をうっとりさせるセクシー美魔女

 

デビュー当時の佳那晃子さんはそれはそれはもうスタイル抜群でしかも濡れ場での脱ぎっぷりが最高ということで、撮影現場では重宝される存在だったようです。若い頃からどんどん脱ぎまくる女優さんというのは、今の時代ではちょっと考えられませんよね。若い頃の佳那晃子さんは目鼻立ちがくっきりしていますが和風のたたずまいを感じさせ、今でいうと笛木優子さんのようなセクシーさがあったのではないかと推察できます。

人生いろいろ！突然の借金苦にもめげないど根性の佳那晃子さん

 

94年にはヘアヌード写真集『幻想』で魅惑のおっぱいを披露した佳那晃子さんですが、プライベートでは仕事以上に体を張っていたんです。御主人が知人から多額の借金を背負い、最終的には利子だけで4億円以上という借金苦に見舞われてしまう佳那晃子さん。一時は自己破産をすすめられながらも自分たちの手で返済する道を選び、最後には本当に完済してしまうのですから、並大抵のど根性ではありません。しかし、この時の壮絶な苦労が後々の大病につながっているのだとすれば、何とも皮肉な結末ではありますが……。

佳那晃子さんを襲ったネフローゼ症候群とは？

 

借金苦から脱してようやくホッとしたのも束の間、今度は佳那晃子さん自身にネフローゼ症候群という病魔が襲いかかります。ネフローゼ症候群とは腎臓の機能が低下することにより尿中のたんぱく濃度が異常に上昇する病気で、手足のむくみなどの症状が表れます。佳那晃子さんの場合は4年間の闘病で完治させられましたが、悲劇はこれだけでは終わりませんでした。

佳那晃子さんを襲う2度目の悲劇！この苦しみが幻想であったなら……

 

2009年にネフローゼ症候群を克服した佳那晃子さんを次に襲ったのは、くも膜下出血でした。自宅から緊急入院し、意識を取り戻した時には寝たきり状態になっていたのですから、運命はつくづく残酷ですよね。病状は奇跡的に回復し、現在は自力で歩けるところまで到達しているという佳那晃子さん。近いうちにぜひ、若い頃のような名演技を見せていただきたいものです。