杉野希妃（すぎのきき）のプロフィール

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— 映画.com (@eigacom) February 9, 2016

1984年3月12日生まれ、広島県広島市出身。在日韓国人の3世にあたり、本名はソ・ヨンファ。慶応義塾大学の3年次の終わりに韓国へ留学し、2005年、韓国映画『まぶしい一日（宝島編）』で女優デビュー。その後も韓国に拠点を置き、キム・ギドク監督作品の『絶対の愛』などに出演し、高い評価を受けます。女優業だけでなくプロデューサーとしても才能を発揮し、『マンガ肉と僕』、『欲動』などで監督を務めるほか、数々の国際映画祭で審査員に抜擢されるなど、映画そのものを客観的に分析できる人材として注目されています。日本国内でも雑誌にグラビアを載せたり、全国紙の夕刊に映画にまつわるコラムを執筆したりと、演技にとどまらず多方面で活躍する国際派女優です。

中学時代から演劇一筋！骨の髄まで映画に惚れた杉野希妃さん

 

杉野希妃さんの映画好きは学生時代からはじまっているようです。中学時代に演劇部に入ることはべつにめずらしくありませんが、その時の演劇熱を保ちつづけ、プロの女優として成功するためにはやはり並々ならぬ決意と努力が必要です。若い頃に観た『猟奇的な彼女』が女優としての原点になったと語る杉野希妃さんにはきっと、演技の才能はもちろんのこと、目標にむかって努力しつづける才能がそなわっていたのでしょう。写真の目もとからも意志の強さが感じられますね。

【明日公開】
11/19(金)〜
『#愛のまなざしを』
精神科医・貴志(仲村トオル)のもとを患者として訪れた綾子(杉野希妃)。やがてふたりは恋に落ちるが、貴志の亡き妻・薫(中村ゆり)への断ち切れない思いを知った綾子は嫉妬に狂い、その歯車は狂っていく…#万田邦敏監督
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— 大洋映画劇場 (@taiyoeiga) November 18, 2021

濡れ場もすごい！『禁忌』で見せたタブーなヌード

 

現在はプロデューサーとしての活動がメインになりつつある杉野希妃さんですが、映画『禁忌』では若手女優とは思えない、まさにタブーすれすれの濡れ場を見事に演じきり、国際派女優としての評価を揺るぎないものとしました。一切の無駄がない彼女のセックスとおっぱいに、韓国の男性も我を忘れてそそられたのでしょうか。

女教師が少年を犯すセンセーショナルなシーンに衝撃！『禁忌』予告編を先行解禁！ 監督、プロデューサーとしても活躍し、世界から注目を集める杉野希妃が主演を張る『禁 … http://t.co/Wkf85GPbS8 #cinefil pic.twitter.com/lxiCtdjEAa

— cinefil_asia (@cinefil_asia) November 20, 2014

ルーツを求めて……韓国の地で自分を探しつづける杉野希妃さん

 

在日韓国3世というルーツをもつ杉野希妃さん。慶應大学在学中に韓国への留学を決意したのも、自分という存在のルーツをその目ではっきり確かめるプロセスだったのかもしれません。芸能界には在日韓国人としてのルーツをもつ人もめずらしくはありませんが、その昔は出自のことでいわれなき差別と偏見を受け、公表することすらままなりませんでした。杉野希妃さんにはぜひ次世代の日韓の架け橋として、文化交流のパイプ役になってほしいと思います。

【?審査員?】

No.2《杉野 希妃さん　女優・映画監督》

2005年、韓国映画『#まぶしい一日』に主演で映画デビュー。主演兼プロデュースした『#歓待』が第23回東京国際映画祭日本映画・ある視点部門作品賞などを受賞。 pic.twitter.com/4RU8ZaL5dC

— 青山フィルメイト2020 (@filmate2020) February 22, 2016

実は文才もアリ？意外とお茶目な杉野希妃さん

 

杉野希妃さんは現在、不定期ではありますが朝日新聞の夕刊で映画にまつわるコラムを執筆しています。コラムの文章はその時々によって緩急自在で、スクリーンからだけではなかなか伝わらない杉野希妃さんのチャーミングな一面を垣間見ることができてとってもお得なんです。文章のひとつひとつから彼女の無類の映画愛がこれでもかと伝わってきて、映画ファンはもちろん、観たい映画がなかなか見つからない、という方にも楽しめる内容となっています。